寺 / 仏様 / 仏教
お寺で会う仏様って、誰のこと?──如来・菩薩・明王・天部のやさしい入口
お寺の本堂にいる像は、いったい誰なのか。如来・菩薩・明王・天部という四つの広いまとまりを、難しい言葉を使わずにやさしく整理する入門記事。
寺 / 仏様 / 明王
愛染明王とはどんな仏様か
赤い肌、六本の腕、弓矢を持つ姿で表される愛染明王。愛欲という人間の根源的な感情を、覚りの力に転じるとされる独特な明王。
寺 / 仏様 / 如来
阿弥陀如来とはどんな仏様か
浄土宗・浄土真宗の本尊として、日本でもっとも広く祀られている如来のひとり。極楽浄土から人を迎えに来る「来迎」の物語と、平等院鳳凰堂などで出会える場所。
寺 / 仏様 / 天部
毘沙門天とはどんな仏様か
鎧をまとい、宝塔を捧げて立つ毘沙門天。仏法を守る四天王の一人であり、七福神の一柱でもある。武の守護神として鞍馬寺や信貴山などで祀られる。
寺 / 仏様 / 如来
大日如来とはどんな仏様か
真言宗の中心に置かれる大日如来。宇宙そのものを仏と見なす密教の思想を体現する如来であり、王宮の装飾を残した特異な姿で表される。高野山などで出会える場所。
寺 / 仏様 / 禅
達磨大師とはどんな仏様か
禅宗の祖と伝えられる達磨大師。インドから中国に渡り、九年の壁面瞑想を行ったとされる僧侶。日本の縁起物「だるま」のもとにもなった人物。
寺 / 仏様 / 明王
不動明王とはどんな仏様か
炎を背負い、剣と縄を持って忿怒の表情で立つ不動明王。その怒りは迷いを断ち切るための姿だとされる。成田山新勝寺などで広く信仰される明王。
寺 / 仏様 / 菩薩
地蔵菩薩とはどんな仏様か
道端や峠に静かに立つお地蔵さま。子どもを守り、亡くなった人を導くとされる、もっとも親しみのある菩薩。僧侶の姿で描かれる稀有な仏様。
寺 / 仏様 / 菩薩
観音菩薩とはどんな仏様か
声を聞き、姿を変えて人々を救うとされる観音菩薩。三十三の姿や千手観音など、変化の自在さで知られる。清水寺・浅草寺をはじめ、日本でもっとも広く祀られる菩薩。
寺 / 仏様 / 菩薩
弥勒菩薩とはどんな仏様か
釈迦の没後、56億7000万年後に現れて人々を救うとされる未来仏・弥勒菩薩。京都・広隆寺の半跏思惟像が世界的に有名な、思索する菩薩。
寺 / 仏様 / 菩薩
文殊菩薩とはどんな仏様か
智慧を司り、獅子に乗る姿で表される文殊菩薩。「三人寄れば文殊の知恵」のことわざで知られ、受験や学業の祈りでも親しまれてきた菩薩。
寺 / 仏様 / 如来
釈迦牟尼如来とはどんな仏様か
仏教の開祖・釈迦が、覚りを開いた姿として表されたのが釈迦牟尼如来。禅宗の本尊として横浜の總持寺などに祀られ、坐像のかたちで静かに人々を迎えてきた。
寺 / 仏様 / 如来
薬師如来とはどんな仏様か
病を癒し、苦しみを取り除く如来として広く信仰されてきた薬師如来。左手に薬壺を持つ姿で表され、薬師寺や法隆寺などで出会える。
地域の文脈
日本の地名が記憶を残してきた仕組み
日本の地名には、その土地がかつて何だったのか — 地形、歴史、そこで起きたこと、かつて立っていたものが刻まれていることがあります。地名を読むことは、ささやかな考古学のようなものです。
地域の文脈
上田:訪日観光客の少ない城下町
長野県上田市は、日本でも有数の歴史的な層を持つ城下町です。徳川軍を二度にわたって退けた武将と、落ちなかった城で知られています。観光地化されすぎず、静かに歴史が残る街です。
妖怪 / 民俗 / 霊
なぜ民俗が日常の風景のなかで生き続けているのか
日本の民俗伝統は博物館に退いていません。住宅街、祭り、自販機の脇、特定の場所の手入れの仕方のなかで、いまも息づいています。その理由を整理します。
地域のコンテクスト
なぜ地元の神社は有名な寺社よりも大切なのか
観光リストに載っている神社や寺院は見る価値があります。でも、リストに載っていない場所の方が、有名な場所には見せてもらえないものを見せてくれます。
地域の文脈
小さな日本の町が、いちばん深い物語を隠している
よく知られた都市を訪れる価値は確かにあります。でも日本の歴史・民俗・暮らしが最も深く残っているのは、たいていもっと静かな場所です。
妖怪 / 民俗 / 霊
なぜ、ある神や妖怪は特定の場所にしかいないのか
日本で最も興味深い霊的な存在の多くは、特定の場所——ある村、ある山、ある川の曲がり角——と結びついています。なぜ「場所性」が日本の民間信仰でそれほど重要なのかを説明します。
地域の文脈
日本の歩く道が、物語の道になる理由
日本の古い巡礼路、街道、山道は、特定の目的地と特定の物語を中心に作られました。今もそれらを歩くことは、一種の読書です。